特徴・技術Feature

確かな技術と50年の経験を
持つクリーニング師に
お客様の大切なお洋服を
お任せください


特徴1

最先端のウールの背広の
水洗い技術って何?

特徴1 最先端のウールの背広の水洗い技術って何?

当店の特徴はウール100%の背広が水で洗えることです。

一見簡単そうですが、ではクリーニング店や取次店のカウンターで質問してみてください。「ウール100%の背広を水で洗えますか?」と。

「洗えない」とか「判らない」という答えでしたら以下の<特徴>にも是非目を通してみてください。

特徴2

「ドライクリーニング」
+「水洗い」

特徴2 「ドライクリーニング」+「水洗い」

●「ドライクリーニング」って何?

ドライクリーニング(以後ドライと略)というのは、洗い方や洗濯機は家庭用の洗濯機とほぼ同じです。
何が違うかと言いますと、家庭では洗濯機に水と洗剤を入れて洗いますが、ドライは洗濯機に水の代わりにガソリンのような溶剤と洗剤を入れて洗うのです。
溶剤は水と違って、洗ってもシワにならずすぐ乾きます。
油性の汚れが良く落ちます。
お客様がクリーニング店に洋服のクリーニングを依頼しますと、クリーニング店では基本的にドライで洗います。
水で洗えないウールや絹製品にはドライが最適です。

欠点は、
①汗のような水溶性の汚れがほとんど落ちないこと
②水と違って溶剤が高価なので捨ててしまう訳に行かず繰り返し使うこと

すると徐々に溶剤が汚れてきて、一緒に洗っている他の衣類に蓄積された汚れが移って臭いが出たり白い衣類が逆に汚れてしまって不衛生になるのです。

●「ドライクリーニング」+「水洗い」

ドライで洗っても汗汚れは落ちません。クリーニング業界では常識ですがほとんどのお客様は知りません。知らされてこなかったのです。汗汚れは水で洗わないときれいになりません。

一番清潔できれいになるのはドライで洗った後で水で洗う事なのです。
では、どうしてクリーニング店では水で洗ってくれないの?と思うでしょう。
水で洗うと色が出たり縮んだりする危険があるのと、シワになるのでアイロンが面倒なのです。要するに手間が掛かって料金が高くなってしまいます。専門の技術を持った職人が必要になり、パートさんでは仕上げられません。

当店では、ウールの背広や絹製品であっても水で洗える技術があります。
特にウール100%のスーツを水で洗える技術を持ったクリーニング店は残念ですが全国でも少ないのです。

特徴3

立体整形アパレル仕上げ

特徴3 立体整形アパレル仕上げ

ドライで洗っただけの背広はパートさんや機械で流れ作業で仕上げができます。
水で洗うとどうしてもシワっぽくなりますし、型が崩れがちです。
そこで、高級仕立て屋さんが行うアイロン仕上げ技術の勉強が必要になります。
新品時のシルエットの再現、これが立体整形アパレル仕上げです。
立体整形アパレル技術で仕上げてもらえるクリーニング店も全国で少ないです。
一点一点手仕上げのため、手間が掛かり料金が高くなるのです。

特徴4

熟練のシミ抜き技術と
仕事に対するこだわり

特徴4 熟練のシミ抜き技術と仕事に対するこだわり

もう25年も前になりますが、日本一の技術者と言われていた福岡の田中重基氏に師事し、一年半にわたって九州へ通って勉強しました。
最先端のクリーニング技術を身に付けて、以後自分で経験を積みながら改良を加え、洗剤と染み抜き剤の開発をしながら日々成長することができたと感じています。
困ったらクリーニング工房木下へ、と言って来店してくださるお客様が増えてきて、感謝でいっぱいです。
クリーニングという仕事は薬品も技術も経験も必要で、よく医者に例えられます。
お客様の持参された衣類を見て、一瞬でどう洗い、どう仕上げ、どうシミを抜くかの判断ができてこそのクリーニング師です。

ガンなどの重い病気になったときには、一番技術と経験のある医者にかかりたいと思いませんか。
安い医者を探したり安売りセールをする病院があれば行きますか。
大切な洋服が汚れた時も同じことだと思って、当店では経験と技術で全力で対応してきれいにします。

クリーニング師 紹介

木下直人

木下直人

1971年3月、家業を継ぐため首都圏の大学を3年で中退して帰飯しました。
翌朝から5時に起きてゴムの前掛けをして洗い場へ。朝食後は荷台に篭のついた50ccのカブに乗って200軒のお客様の御用聞きの毎日でした。最新の営業方法を学ぶべく全国の同業者を見学し、当地方で最初の取次店システムを始めました。同時に店舗兼工場を新築し最新型全自動のドライ機も導入、品質面でも最先端を目指したのでした。
しかし、機械に頼った大量処理の仕事に疑問を感じ、1997年から当時日本最高の技術者と言われていた福岡県の田中重基氏に16回、一年半通って師事し技術の習得に励みました。
永年の悩みだった「汗汚れがほとんど落ちないというドライクリーニングの欠点」を解決するため水洗いの研究に着手、専用洗剤の開発と並行して新品時の着心地を再現するためのアパレルの仕上げ方法を半年間東京の(株)オンワードに通い習得しました。
2003年に会社組織から個人店に転換し、「クリーニング師は衣類の医者」をモットーに熟練技術者による日本最高レベルのクリーニング店を目指すことにしました。
創業者である父親の時代からの職人としての誇りを胸に、日本の伝統のアイロン技術と染み抜き技術のさらなる向上と3代目である長男への継承も目指しています。
圧倒的な技術の違いをご理解いただいて当店を選んでくださるお客様に感謝し、本物のクリーニングをさらに多くのお客様に知って頂き、多くの同業者にも広め伝えるべく日々研究精進の毎日です。

木下貴雅

木下貴雅

2013年、クリーニング工房木下を継ぐ為、東京のクリーニング学校に入学し、1年間の授業を経て、クリーニング師の資格を取得。同時に、東京のクリーニング店で3年間仕事をした後、飯田に戻り、両親や妻と共にクリーニング工房木下で働いています。